蓮の言葉に、カンナは力強く言い切った。 「李亜の研究室に、全人造人間をシャットダウンする装置がある。 それを二度と扱えないくらいに、粉々に壊してしまえばいい。」 「なるほど。」 「そしてななの戦闘能力を組み込んだ人造人間。未開発とはいえ、丸1日あれば完成も夢じゃないの。」 つまり… 私たちの意見が、一つにまとまった。 「やるなら、明日しかないわ。」 「……」 決行は、明日。