私の、本当の気持ちは… 「黒竜の、みんなのところに… 帰りたい…!!」 とうとう放たれた、初めての自分の本音に、 蓮は安心したように笑った。 「戻りたいの…みんながいいの… 爽と、遊と、翔と…海とマリアと… 蓮たちのところがいい…!!」 李亜になんて、あんなところになんていたくないよ… 「ん」 次から次へと溢れる言葉に、蓮が優しく頷き返してくれる。