カンナの言葉にレオの口角が密かに上がった。 始めから、それが狙いだったのか…。 「…それにしてもつまらんな。」 「は…?」 思わず俯いていると、ふとレオが口を開いた。 彼の視線の先には、大きなモニター。 「クナイに槍、レーザービームを突破したまでは少し焦ったが… 我々が開発した人造人間共に、こうも簡単にやられてしまうとはな。」