そんな彼をレオは冷ややかに見下ろした。 そして… 「やれ。」 ただ一言、冷たく言い放った。 「……」 柏木は一度辛そうに顔を歪めたが、 「…了解しました。」 すぐに体を正面へと向ける。 そして躊躇うこともできずに、あるボタンを静かに押した。 「…とっ!」 すぐ目の前を、鋭い刃が勢いよく横切っていく。 それは若干前髪をかすり、数メートル離れた壁へと深く突き刺さった。