柏木が驚きを隠し切れない表情でレオを振り返る。 その顔から一筋の汗が静かに伝った。 「…本気、ですか?」 「本気だ。」 「あの女、死んでしまいますよ?」 「今まで数々の使えない人造人間を殺してきたお前が、何を言う」 「い、いやしかし…」 柏木は気まずそうに目を伏せ、だがすぐに顔を上げレオを見返す。 「あの女は、本当の生身の人間です。 今までの、あいつらとは違うんですよ…!?」