え… 「ここは…」 ドアを開けると、先ほどの暗闇とは正反対に真っ白な空間。 学校の体育館と同じくらいの広さで、 床も壁も、全てが白で統一されていた。 単純なようで、だけどめったに見られない空間ではあるが、それよりも… 「何も、ないな」 てっきり何か待ち構えていると思っていたのに。 呆気にとられながらも、ふと前方へと視線を向けると、来たときと同じようにドアが佇んでいる。