「何か」が起きらないはずなんてない。 少なくともここには、レオが造った人造人間がいる。 いつ彼の命令で襲いかかってくるかわからない。 ふと暗闇にも目が慣れてきた。 「…っ」 そこで私は思わず足を止める。 (ドア…?) 数メートル先に、ドアがひっそりと待ち構えていた。 特に迷いもせず、私はドアノブを捻る。 キイィィ…と音を立てて、そのドアは開いた。