「そのまんまの意味だが、」 言いながら、自分を横目に見るレオの目が楽しそうに細められた。 「まさかお前、 日常でもあいつが修羅の力を最大限に使っている …とか思っていないだろうな。」 「…っ!!」 レオの言葉に、私は大きく目を見開く。 そんな私に、彼はフッと乾いた笑みを漏らした。 「お前が本当にあいつに勝てるわけないだろう。」 「な…!」 その言葉に、カッと頭に血の気が昇っていく。