突如瞳に鋭い眼光が走った私に、レオが初めて戸惑いを示した。 だが次の瞬間、 「どいて」 「…っ!!」 -ドカッ!!!!!!!! ガシャン…!!!!! 静かな、ななのつぶやきと共に… 「……」 レオは信じられない力で吹っ飛ばされていた。 パラパラ…と部屋の天井から落ちる欠片。 部屋の修理代は、後で払います。 私は何事もなかったようにその部屋を出た。