「ちっ…」 翔は激しく舌打ちし、 「もうやってらんね。こんなブサイクもうほっとこうぜ」 「守る価値もないね」 「悪いが、好きにはなれない」 次々と嫌味を吐き捨て、部屋を出て行く黒竜 その場には、 あたしとマリア、そして 蓮だけが残っていた