すげえ、信じられん…と呆然するだけの私の視線をカンナが追う。 「…詳しくはレオが後で直接教えてくれると思うけど、今のうち言っておく。」 「え…」 いきなり真剣味を帯びたカンナの言葉に、私はドキッとしながら彼女に視線を移す。 まるで忠告…いや、 警告するようなカンナの鋭い視線が自分を射抜いた。 同時にゾクリと、背中に冷たい汗が伝っていく。 「あそこの建物だけは… 絶対に近づかない方がいい。」