私は今、 地下につづくエスカレーターにカンナと乗っていた。 視線の先にはつい先ほどまでは信じなかった広大な世界。 「あの白くて大きな建物が、基本李亜のメンバーが集まる所。」 そう言ってカンナが指差したのは先ほど見たお城。 だけどすごいのはそれだけじゃなくて… 「あの…何かあそこからはスゴい煙出てるけど。」 城の近くには城に負けないくらい大きなお椀型の建物。 まるで工場でもあるかのように、そこからは白い湯気がモワモワと飛び上がっていた。