「世界でもトップを争う李亜族の総長さんが、あたしに何か用ですか…?」 険しい顔をするわたしに対し、レオと名乗る男は表情を崩さない 「用件はただ一つ。僕と取引しませんか?」 「取引…? 一体何を?」 彼の言っていることが、いまいちよく掴めない