最恐少女 ~伝説の修羅再び~




もう、いい…




こんなことで失う仲間の絆なんて、




もういらない…





あたしは鞄を取り黒竜とマリアの前を足早に通り過ぎようとする




そんなわたしを、




「おい、麻生!」





誰かが呼び止めた




無視するのもどことなく気が引けて、あたしは仕方なく振り返る