思いもよらない彼の言葉に、 赤くなったことも忘れ思わず蓮を凝視する 「は、話聞いてた!?あたしは疫病神に似たようなもんなのよ!?」 「ああ、聞いてた」 戸惑う自分に対し、蓮はいたって冷静に返事をする 「1人で抱え込んで戦っていくつもりだったんだろ。ったく、女が強がんな」