未来GIRL

「教えてくれたっていいじゃん。オレと同じくらいだろ?」


「マモルは二十歳よね」


「うん」


「同じくらいってことにしといて」


「秘密主義なんだから」


ミチルは苦笑いを浮かべて立ち上がると、行儀良くお座りするノボルの頭を撫でながら、
「寒いし、もう帰ろうか」と言った。


「そんなにあっさりあきらめていいのかよ」


「いいの。たぶん、ここにはいないと思う」