未来GIRL

そう思っても言葉にする余力がない。


土の香りを嗅ぎながらうずくまることしかできない。


カゴの中のチョウチンモモンガが身を乗り出してオレを見てる。


ホント、好奇心旺盛な奴だな。


でもまさか、こんな珍獣に看取られて人生の幕を引くとは夢にも思わなかったよ。


ユイ、ごめんな。


それからミチル、約束は果たしたからな。


コイツを未来に連れてってやれ。


意識が遠のき、目の前が暗転した。