未来GIRL

「寝てなきゃダメだろ」


そう責めると、彼女は軽く首を振った。


「ありがとう。でも一言だけ言わせて。ワタシって変な女よね」


まあな。そう言いそうになったけど、慌てて引っ込めた。


「罵倒したかと思うと、頼ってみたり。バカにしたかと思うと、付き合わないかって聞いてみたり」


「もう慣れたよ」


「ホントのこと言うとね、自分でもよくわからないの。どれが自分の真意なのか」


「お前は多重人格者か」


「そうだと思う」