未来GIRL

そのとき、ノボルがキャンキャン吠えながら速度を上げた。


リードを握るオレの身体を半端ない力で引っ張る。


ミチルも遅れをとるまいとダッシュした。


「ミチル! もしかしたら、もしかするぞ」


「そうみたいね」


小山の中腹に来るとノボルが急ブレーキをかけた。


マンガみたいにノボルの背中にオレの顔がめり込む。


「ノボル! ついに見つけたの!?」


息を切らしてミチルが叫んだ。