未来GIRL

船着き場に着くと、二人して馬鹿力で船体をロープでしばった。


無人島だけあって港と呼べるほどの港じゃない。


風はヒーターにあたってるみたいに気持ち良かった。


ミチルはサンバイザーを被り、地図と睨めっこしてる。


「ふむふむ。ここから西に百メートルほど行くと小山にぶつかる。あれがそうか。彼らが生息してるとしたら
そこね。さあ、今度こそ見つけるわよ」


コンパスに従って未舗装の道を歩いた。


小山を見つけ、喧嘩腰で登った。


もちろん先陣を切るのはノボルだ。


こんなにも山道を歩いたのは初めて。


おかげで太腿はパンパンだ。