未来GIRL

言い返せない自分が悔しい。


「もういいわ。ワタシ、ノボルと散歩してくる」


ウインドブレーカーを羽織ると、ノボルを抱っこしてテントを出て行った。


「ク~ン」ノボルが不安そうにもう一鳴き。


一人で使うには未来のテントは広すぎた。