「仁湖、ごめんね。」

尚が謝ってきた。

『しょうがないから許してあげる。』

わたしは尚を許してあげた。

「ありがとう。仁湖っ!」

そしてまた
ちゅっ

『いいよ。』

わたしからも
ちゅっ