「にーこー?
 にーこーちゃぁん??」

無視だ無視。

すると
『ヒャッ!?』

尚が尻尾を触ってきた。

『アッ///……ダメェ…尻尾は』
尻尾は猫の弱点なのです。

『ッアン…ハゥ…ンッンッ……ハァ』
わたし怒ってるのに…

そう思ってると
尚は特に敏感な
尻尾の付け根を触ってきた。