尚が優しくわたしの耳を
撫でてくれる。

『んッ………ニャウ…』
ふぇ、気持ちいい。

ナデナデ
『フニュ……ニャァ…』

「仁湖ー。
 あんまり可愛い声ださないで。」

といいながら
顔を近付けてくる尚。

そして……
ちゅっ

部屋にリップ音が響く。