「里奈の恋にはあたし、
全力で応援するからっ!!
でも、あたし秋坂と同じ中学出身じゃん?
中2からずっと好きな子いてさ…
その子追いかけてこの高校来たの。
今はもう好きじゃないって
聞いたんだけどね-。」
「そうなんだ-。
その子どんな子-?」
と、2人で話してると
どんっ。
誰かとぶつかってしまった。
あたしとぶつかった女の子は、
黒髪ロングの超可愛い子だった。
確か同じ学年だったような…
「ごめんなさいっ!」
謝る声も、可愛かった。
「あ、ごめんなさい…」
同性なのについつい、見とれてしまった。
その女の子は手を洗うと、
トイレを出て行った。

![[詩集] コイノカタチ.](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre13.png)
