俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!

放課後、部活に入っていない俺は、東条香織に、


「東条さん、一緒に帰らない?学校のこととか、色々教えてあげたいし」


他の女の子達に聞こえないようささやくように言った。


やきもちやかれたりすると、俺の計画が上手く進まないからね。


まだ仲がよくなったような友達もいないようだし、


ここはとりあえず、オッケーでしょ?


俺は自信満々で東条香織を見た。


早くしないと、女の子達にまた囲まれながら帰ることになっちまう。


「さ、帰ろう。東条さん」


俺のその言葉にやっと反応するかのように、


東条香織は俺を見た・・・・・と、いうより・・・・・


は??


にらんでる??