「あ、先輩!お待たせしました。」



薫枝は、待ち合わせをしていたカフェ店にはいり、先輩のいる席に座った。



「薫枝ちゃん、話って?」


「あっ、あの、誕生日、おめでとうございます!これ、あたしの気持ちです。」




差し出したのは、幸せのロッカーのなかにあったプレゼント。



「ありがとう。薫枝ちゃんは、優しいな。」



「そんなこと…。あの、あたし先輩が好き…です。ダメ…ですか?」


薫枝は勇気振り絞って、告白した。



結果は、イエスだった。