さっちゃん



「あったあった。」



目の前にあるのは異様な空気が漂うロッカー。




なぜか、004のところだけが錆びている。



薫枝は、躊躇なくロッカーをあけた。



早苗はロッカーの中身をみないよいにと、両手で目を塞いだ。


「よっし。…って、早苗なんで目なんかとじてるのょー。」



「あ、うん。なんとなくかな。」


薫枝は、不思議そうな顔をしたあと、すぐに階段を登りはじめた。