踏切をこえると、小学校一年くらいのかみのながい女の子がしゃがんで何かを探してた。



「どうしたの?こんな遅いじかんまで…」



早苗は無意識のうちに女の子に声をかけていた。


「無いの…さっちゃんの足が…」



「ひっ…いやぁぁぁっ!」



早苗は一目散に逃げた。