「なっ、ちゃんとツッコめよ‼ ノリ悪いなぁーっ。」 翔はそう言って 口をとんがらすと、 俺の前の席に腰をおろした。 「バスケ、小さい頃から してんのか?」 「いや、中2から。」 「中2から!?それまで 別のことしてたのか?」 「おう、剣道してた。」 「ヘぇ〜。何でやめたんだよ?」 翔は次から次へと 俺に質問してくる。