「おーい、勇気ー‼
俺ら同じクラスだってよ‼」

下駄箱の前に貼られた
クラス表。
それを見ながら俺を
呼んでいるのは、


本郷 司、俺の幼馴染だ。


今日、俺たちは晴れて
「高校生」になる。