「はい…ありがとうございます」 「それにしても…すごい本の数だな…」 ラックさんの視界に入るのはぶつかった拍子に落ちた本 「あはは…」 笑いながら本を集める こんな組織の中でも話せる人がいるんだ… なんとなく安心できた瞬間だった もちろんソルテとナノは除いてだけど 「重そうだし俺が持ってやるよ。ソルテと同じ部屋だろ?」 「え…いや…っ!そんなの悪いです…っ」 「子供が遠慮すんなって。それにノロノロ歩いてたら飯食えないぞ」 「ご飯……」 そういえば…朝から何も食べてない気がする…