「レイル、お互い無事に帰って来れるようにがんばろうねっ!」 満面の笑みでそう言う彼に私は苦笑いをするしかなかった 「あ…はは…」 そんなこんなで彼と話していたら遅れてしまうわけであって… 「じゃあ…行ってきますねっ」 私は急いで先に出て行った男の後を追った 「早く来い。」 なんかソルテがいなくなってから偉そうになってませんか? 「ご…ごめんなさい」 でもここで逆らえる勇気は当然ありません。