「年上に敬語を使うのは人として常識です。本で読みました」
「…人としてかー」
「それにいきなり連れてこられて…安心なんて出来ませんし…」
「それもいいけどさ。どうせ死ぬならやりたいことやった方がよくない?」
…………はい?
「…私……死ぬんですか?」
「例えばだよ。ここの連中は荒いからね〜。使えないと思ったらすぐ…」
彼は人差し指と親指を立て私に向けて撃つ動作動作をしてきた
「バーンッ!!」
声は部屋全体に響き渡った
「………だよ?」
この人は私を不安がらせたいのか
「ま、どーにかなるけどねー」
安心させたいのか…
さっぱりわからない…