君が、教えてくれたこと。~ボールに込めたmessage~

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「ただいま……」


相変わらず、誰も居ない家。

朝と同じ光景。

だけど今のあたしにとっては、そんなことはどうでもいい。


「はー、疲れた」

部屋の床にカバンを放り投げると、ベッドに体を預ける。

……ホント疲れた。今日は特に。


(でも…………)

玄関で別れる前のアイツの言葉を思い出す。