君が、教えてくれたこと。~ボールに込めたmessage~

しかし、目はすぐに反らされてしまった。

「………」

とてもじゃないけど、謝れる空気じゃなかった。

そしてそのまま、瑞樹はあたしを置いて学校へと行ってしまった。

「グスッ……ヒック………」

次から次へと頬を伝う涙。

昨日の晩、あんなに泣いたのに。