君が、教えてくれたこと。~ボールに込めたmessage~

「え……」

瑞樹の意外な言葉に、驚きを隠せなかった。



その当時、中学3年生だったあたしは、甲子園に行くのが夢だった。

当然、男の子じゃないと試合に出られないというのは分かってた。

ならば、せめてマネージャーとして、1人の仲間として皆と喜びを分かち合いたかったんだ。

だから、あたしを元気付けようとしてくれている瑞樹の言葉は、素直に嬉しかった。