君が、教えてくれたこと。~ボールに込めたmessage~

そこには、お母さんと、瑞樹。

そして、


「お父さん―――――」




「……ひまり」

瑞樹が、あたしに缶ジュースを差し出す。

「元気出せよ」

「だって……」

嗚咽混じりで答えると、

「ヒマの気持ちは、分かるよ。確かに、おじさんは頑張りすぎたかもしれない。でも……」