誰も信じない

「晃一。」


「ん?」


「私、やっぱり晃一と付き合えない。」


「そっか。」


「晃一はすごく魅力的だし、素敵な人だと思う。だから私は晃一と付き合ったの。でも悩んだ結果、晃一と付き合えないって決断したの。」


「うん。」


その後はお互い沈黙したままだった。

どれだけ黙ったままだったのか、全くわからない。

ただこの沈黙が、すごく息苦しくて辛かったんだ。



早く、



早くこの沈黙を破って。

それができるのは、




晃一、あなただけよ。