誰も信じない

そして到着したみたいで、一樹が車を止めた。



砂浜があって、でもそんなに人が混雑してる場所じゃなかった。


「ここ、俺の穴場。」


「そうなんだ。うん。すごくいいね。」


私はさっそく砂浜まで走って行って、しゃがんで砂で遊んでみた。


「マジでガキみてー。(笑)」


「だってさ、普通、海に来たら砂で遊ばない?」


「ま、俺も遊ぶけどさ、でも…。」


「ん?」


一樹が苦笑いをしている。でも顔が真っ赤なの。

どうしたんだろう?



一樹が私の横に来て隣にしゃがんだ。

そして一言…。