しばらく、イルミネーションを見て歩いていた。 「綺麗だな。」 「ね。」 本当に綺麗だった。 裕大と見ているから余計に特別だと思えた。 「時間が止まればいいのにな。」 そんな事言うから、、、別れ辛くなっちゃうじゃんか。 もう、、、そろそろ、私は行かなきゃいけないから。 「そろそろかな、、、。」 不思議そうに見つめてくる裕大に微笑みかけた。 「裕大、、、見ててね?」