しかも、そもそも天使なんて言うものをそんな簡単に決めちゃっていいの?何て思っていると、、、。
「そもそも天使は、一途な心を持ってる奴とか、叶えたい大きな願いを持っている幽霊にしか見えない。だから、俺ら天使が見えた幽霊は天使になる素質がある奴だ。」
へぇ、、、。そうなんだ。何か、、、。ほんの少しだけ分かったような気がする。
でも、、、。すぐに、答えは出せない。
このままで居て、消えちゃうのも嫌だけどずっと裕大のそばに居て迷惑をかけ続けるのも嫌、、、。
「今答えが出せねぇなら、考えて明日またここへ来い。」
「うん。」
「俺の名前はリク。よろしくな。」
「私は、雲雀。よろしく。」
「おう。じゃあ、明日。」
「うん。」
そして、彼は闇に溶けていくかの様に消えた。

