救ってくれたあなたに…

「じゃあね、明衣香ちゃん♪」
「うん!また明日☆」
「バイバイ☆」
私は、かー君に手を振った。
でも、急にかー君が振り返った。
「どうしたの?かー…」
一瞬、時間が止まったように感じた。
かー君がキスをしてきたから。
周りの雑音が綺麗な音色のように聞こえた。
「かー君…」
「じゃあね☆」
かー君の満足そうな笑顔が妙に不思議に思う。
でも、すぐに私は理由を知った。


『彼氏の目の前で、堂々と浮気?』