あれから…季節は過ぎて今は冬。
あと1週間で冬休み。
先生は相変わらず女子生徒に囲まれている。
私というと、かー君といる。
まぁ、かー君もモテるから屋上でひっそりと会っている。

「明衣香ちゃん!見て!先生が学校イチマドンナの女子生徒と腕組んで、嬉しそうな顔してるよ!」
私はいちごミルクを飲みながら、のほほ~んと答える。
「いいよ、別に。」
「そっかぁ」
「あ~!」
「なっなに?」
「仕返ししっちゃお♪」
「仕返し?」
「そう!かー君もちゃんと手伝ってくれるよね?」

明衣香ちゃん、目が笑ってないよ…

「もっもちろん!」
「ありがとう☆」
「でも、どうするの?」
「しばらく、私と一緒にいて。」
「それだけでいいの?」
「うん!」
「じゃあ、今からやろ」
「オッケー!」