「今日は先生の家で料理しよっかなー?♪」
休日の昼間。急に神山が言い出した。
「えっ!?」
「えって・・・そんな驚く?」
驚くだろ、普通。
「いっいや驚いてはないけど・・・」
けど俺は驚きを隠した。
「ないけどー?」
「・・・まぁいいか」
「よし!決まりだね」
「なに作るんだ?」
「なんでもいいよ?なにが食べたい?」
「んじゃあ・・・オムライス・・・とか?」
子供っぽい!って笑われると思っていた。
けど・・・
「オムライス?分かった!」
微笑んで了承してくれた。
「もうちょっとふらふらしたらスーパー行こ♪」
「おう」
そして俺らは再び歩き出した。