救ってくれたあなたに…

「先生。ちょっといいですか?」
「あぁ、うん。」



「これ・・・」
「ノート?」
「うん。先生と一緒にしたいことをノートにまとめてみたの。」
「・・・・・」
勇気は無言でノートを読み進める。



{先生と一緒にしたいこと}
1、一緒にお弁当を食べる!
2、放課後デートをする!
3、先生の家でご飯を作る!



そんなようなことが、たくさん神山の字で埋め尽くされたノート。


1ページめくるごとに目に溜まる涙。


最後のページを見た瞬間、俺の涙でインクが滲んだ。


「先生?」
「ば~か...」
「えっ?」
「ありがとな。」
涙で濡れる頬を隠すように、俺は神山を強く抱き締めた。
「うん。先生、ちゃんと叶えてね?」
「う~ん、、、できたら?」
「酷いっ!こんなに頑張って書いたのに!」
「嘘だよ。絶対叶えてやるよ」
「うん・・・」