かー君が別人に見えた。
かー君が怖かった。

あんなに冷めた表情をしたかー君を見たのは初めてだった。


『最低』


かー君は最低なんかじゃないのに。
むしろ最高な人なのに。
最低なのは私の方なのに。
なんで・・・
なんで言葉は人を痛いほど傷つけてしまうのだろう。
かー君はいつだって私の味方でいてくれてたのに。
いつだって私を守ってくれてたのに。
ごめんね。かー君・・・