救ってくれたあなたに…

「ねぇ、、、
明衣香ちゃん」
「ん?なに?」
しばらくの沈黙が続く。
でもその沈黙を先に破ったのは一真だった。
「その手首、、、どうしたの?」
「えっ?これ?これね、朝かー君が来る前に火傷しちゃったんだ」
「本当に?」
「うん!こんなことに嘘ついてどうするの?」
「そっか。そうだよね!ごめんね。変なこと聞いちゃって。」
「ううん。」
本当に一真は明衣香を信じきったわけではなかった。
少し。
いや大分の不安を抱えていた。
でも後に分かる。
明衣香の思い。
苦しみ。
全てを。