救ってくれたあなたに…

最初から、、、こうなるなら出逢わなきゃ良かった。 
アイツに・・・
生徒に恋なんてしなきゃ良かった。        
運命は突然に狂い始める。
明日は急に見えなくなる。
未来は何も告げずに全てを変えていく。                  
ふと外に視線を向ける。 
雪だ、、、、        
ただただ軽い純白な真っ白な雪がひとつひとつ、ゆっくりと空から落ちてくる。
落ちてきては消えてゆく。
神様・・・        
僕は願います。     
雪と一緒に僕も     
『なくしてください』                          
―彼女には言わないで―