――――― ――― ―… 「腕、落ちたんですよね?」 またまたキレイに全部はずした彪俄さんに込み上げる笑いを押さえながら聞いた。 「そう。絶対そう」 何度も言い聞かせるように彪俄さんは頷いた。 「欲しいもの取ってくれるって言ったのにー」 「いつもならできるんだけどなぁ・・・」 そんなことを話していると、 「はいこれ残念賞!どれかひとつ選んで!」 屋台のおじさんがそう言ってオモチャの指輪がキレイにしまってある箱を差し出してきた。